寝かしつけ上手な解剖学: 子どものここをトントンしよう!(1)

ホリスティック育自学
 今回のテーマは『フット&ベビーマッサージ』です。


右大転子 保育所風の子の園長、遠藤です。

5月20日前後に関東圏を台風がすぎさり、さっそく夏日のような日差しが押し寄せてきましたね。

 こうした気候の変化とともに、体調をくずすお子さんや、すでに、なかなか寝つけない赤ちゃんも出てきたと、お母さんたちからご報告をいただいています。

さて、前回の同テーマでは、寝つけないお子さんの緊張をほぐすには、カラダのしくみを知っておくと、とても気持ちを楽にできますよ、というお話をしてきました。

 そこで解剖学と題して、今回からは、子どものカラダについて少しずつ書いていくわけですが、なるべく簡単な言葉をつかいます。 それから、あの場所と この場所を、この順番でああして、こうして・・・、いざ言われた通りにやってみようと思ったら、どこだっけ??ということがないように、極力、シンプルにお伝えしていきますね。


 第一回目は、まず左上の絵を見てください。赤丸で囲われたところが、前から見た、人の足のつけ根部分の骨で、青い●点の部分を、「大転子」と言います。

場所は、カラダの真横をワキの下から、腰へとなぞり降ろしていって、足のつけ根へたどり着いた場所の、一番出っ張っているところ、と覚えて、ぜひ一度、自分のカラダで確認してみてください。

 お肉のつきかたによっても、感触がちょっと変わりますが、大人だったら、直接、骨を感じることができると思います。 でも、これが子どもだと、あの幼児体型のおかげで、「これっ!」と判別つかないこともあるんですよね。

ですから、「だいたい、このへんのことね」と、あなたのカラダで理解してもらえればオッケーです。


 この大転子には、とってもたくさんの筋肉がくっついているんです。 その、たくさんの筋肉たちは、足のつけ根あたりをストレスから守り、あなたのカラダの土台を支える、とても大切な筋肉たちばかりです。

だから、いつも力が入りっぱなし!! 寝つきはじめに、ここをトントンしましょう。

 叩きかげん(力の入れ具合)は?というと、叩くというより、子どものカラダを小気味よく横にゆするような感じ、そんなつもりで、横方向へリズミカルにポンポンポン!

ト・ト・ト・ト・トン!と行なって大丈夫です。

「カラダをゆする」というと、脳への影響を心配するお母さんがいますが、振動が脳へと到達するまでに、うまくカラダが吸収してくれるので心配はありません。


 大転子をトントンすると、なぜ効果があるのかというと、むかし、通信販売の健康器具で一世を風靡したような、「金魚運動」という横揺れの振動が、腰を起点にしてカラダ全体に伝わるんですね。

すると、ほどよく子どものカラダの力がぬけて、とてもリラックスしますよ。

必ず、あお向け寝の状態で行なってください。カラダが横向きの状態でトントンされると、シゲキが直接骨にひびいて、子どもの足腰にケガをすることがあります)


 お母さんでも、足が棒のようで、つかれた~というときに、この大転子の周りを、トントン・トントンと叩きほぐしてみると、す~っと足全体や腰が楽になることがありますから、覚えておいてくださいね。


 次回の同テーマでは、『耳・おなか』を扱います。


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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。

個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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配信: ホリスティック育自学研究所

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ホリスティック育自学の探究について

 子どもを「育む」とは、子どもを“まもり育てる”行為です。

子育てをする女性が、子どもを大切に想い心肝をくだく行為と同様に、自身のカラダやこころをも大切にし、気負うことなく自ら親としての責任を担い、自らが子どもを育てていく自覚をもてると、もっと幸せに、もっとたのしく子育てができるのではないでしょうか。

お母さんがいきいきと、楽しみながら赤ちゃんと向きあえる、そんな「お母さん自身の生活リズムと、赤ちゃんの心体リズムとの、バランスのとれた子育て」を目指していただきたいなぁということです。

 上手な子育ての方法、というと、心と心の対話を中心としたコミュニケーションが持てはやされています。保育を生業にしながら、

「子どもの心情を受け止める」とか、「子ども自らやる気にさせる言葉かけ」などなど、ある部分、なんとなくわかったつもりで、でも、なんとなく曖昧にしながら、やってきたところがありました。

 正直、今も子どものこころの内の細部までは、(想像つくこともありますが)やっぱり、子どものこころの中は、残念ながら分かりません。

泣かれるから抱いたり、あかちゃんの気持ちを察するゆとりなく抱くことが全てのお母さんも多いと思います。

 でも、よくよく考えたら、子育てってコミュニケーションだけではないんですよね。目の前の子どものあるがままを確認したら、もっと見えるものが出てきます。

そこのところも、もっと知ってもらえたらなぁと思っています。