躾けとは継続して点と点とを結び「線」にすること
~ ホリスティック育自学 ~
今回のテーマは『時事・子育て社会』です。
先日、テレビの某番組でのこと。
ある芸能人親子が某企画に従って2泊3日の擬似的生活をおくるということをやっていたのを観ました。
(企画内容や芸能人親子・個人を批判・中傷することが目的ではないので番組名などは伏せさせていただきます。ご了承ください)
夕ご飯のおり、2歳のお子さんが座ることなく、食べることもなく、親のすすめにも応じることなく遊んでいたので、とうとう父親が怒りました。
子どもが、親の予想をこえて泣き父親に対して憤慨したことに、親は戸惑い、何もできず・・・今度は子どもの機嫌をとる行動にでます。
これが、どういうことか考えてほしいと思います。
『大きくなったら座れるようになるでしょう』・『大きくなってから教えればいいから』って、平気で言うお母さんたちも増えています。
なぜ、お母さんたちがこのように考えるようになったのでしょうか。
「3歳になっておむつが取れないのは異常だ」・「おむつがとれず、しつけのつもりで殴ったり、食事を抜いたりしていた」。
2006年10月21日午後9時ごろ、京都府長岡京市で、佐々木拓夢(たくむ)ちゃん(当時3歳)が、低栄養状態によって餓死しました。
餓死するまで食事を与えなかった異常性ばかりに目がいきますが、ここではその狂気乱心にいたった(精神性を除く)要因に少し注目していきましょう。
この容疑者のおかしなところに気づいてほしいのですが、3歳になっても自動でおむつは取れないんです!
この男の子はけっして異常ではありません。
まるでプログラムされたロボットに接しているかのように、自動で取れるとでも思い込んで、親ぶった立場から勝手に怒ることを、(方法や結果を除いても)『しつけ』とは言いませんね。
座ることと同じように、今まで子どもに躾らしい躾けをしたこともなさそうな、傍目でみてお子さんに振り回されっぱなしのお母さんが、『3歳までに紙パンツを取りたいと思っていますが、どうしたら取れますか?』と尋ねてきます。
そんな魔法はありません。
どうぞ、世の中のお母さんたちはこのことを考えてみてください。
そして気づいてください。
子ども達の成長とは、生活全般にかかわる子育て1つ1つの積み重ねが結びついた、その先にあることを、もう1度思い返してください。
あなたのお子さんはロボットではありませんよね?
------------------------------------------------
いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。
個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
_______________________
配信: ホリスティック育自学研究所
同じテーマ:『時事・子育て社会』についての
次の記事: 指導監督基準を満たす旨の証明書の交付 ≫
前の記事: 子どもたちの自殺・事件から学ぶべきこと(2) ≫



