環境の整備にお金がいるのは学習塾も保育所も一緒です
~ ホリスティック育自学 ~
今回のテーマは『時事・子育て社会』です。
「低学年 放課後の居場所(1)マンモス学童、すし詰めでイライラ」
産経ニュース
保育所風の子の園長、遠藤です。
『小1の壁』という現象が起きています。地域によっては、乳幼児が認可園に
入れない待機児童問題より深刻かもしれません。
保育所風の子にも、年に数組ご相談を受けることがあります。ただ、申し訳
ないことに、ご予算が合わずに話が立ち消えになることも、しばしばあります。
少し話はとびますが、多くの認可外保育園で、3歳または4歳児以上の保
育料が、2歳、3歳までと違ってきます。3・4歳児以降になると、1万円ほど
安くなります。
その主だった理由は、手間賃(人件費)の問題です。
児童福祉施設最低基準第33条第2項に規定する数
乳児 乳児3人につき保育に従事する者1人
1、2歳児 幼児6人につき保育に従事する者1人
3歳児 幼児20人につき保育に従事する者1人
4歳以上児 幼児30人につき保育に従事する者1人
上のように決められていて、3歳児以上であれば、職員の人数を少なく配
置でき、かつ1・2歳児に比べればある程度、自分のことは自分でできると
いう認識をもってして、価格上のサービスをするためです。
同じような理屈によって、学童保育を依頼してくるお母さん方の中には、
「預かってくれるだけでいいんです。小学生ですから、自分のことは自分で
しますから。。。そのぶん、安くしてもらえませんか・・・」
できる限り金銭的負担は小さいほうがいい。気持はイタイほど分かります。
どの学年、年齢であっても、できる限りご負担を少なくしてあげたい。
そのお気持ちに、応えたいと思います。
ただし、ここで、この機会にお伝えしておきたいのは、4歳・5歳と年齢が上
がった分だけ、そして小学生になった分だけ、あらためて心のうちを汲んで
あげられる配慮が、本来ならば、とても重要になってきます。
ただスペースを与えましょう、ただ安全を確保いたしましょう、だけで済ます
ようなことがあってよいはずがありませんね。
学童保育にせよ、乳幼児をお預かりさせていただく保育園にせよ、保育
行政が道筋をつけなければいけない部分があります。
それと同じように、運営者側の自助努力が、まず必要です。
働いて、幸福な生活を手に入れるために、お子さんを預けるのに、その保
育の金銭的負担が大きくて、“預けるために働く”ことになりかねない自己
矛盾までもが大きくならないようにしなければなりません。
ただ時に、それは先の幸福を夢見て、子どもの今の幸福をそこなう考え方
にならないとも限らないのではないかと、ボクは思います。
働くために預ける、と同時に、預けるために、=お子さんができる限り最良
の環境で過ごすことのできる幸せを、手に入れさせてあげるために、働く。
親の責任として、そんな覚悟があっていただければ、もう少し、もう少しだけ
解決への道が近づき、また開けることもあるのではないでしょうか。
保育園時代は安全が確保されていたのに、子供が小学校に上がったとたん、放課後の居場所に困る−。共働き家庭は仕事と子育てが両立できない「小1の壁」に突き当たります。
少子化対策で学童保育の質向上が求められ、厚生労働省は昨年、方針を転換、初のガイドラインを策定した。71人以上の大規模施設は、3年間の経過措置の後、補助金が打ち切られる。規模を適正化する方針が決まった後、全国で大規模施設を分割する動きが出始めている。
児童福祉が専門の淑徳大学の柏女霊峰教授は「学童保育はぎりぎりのお金で運営しているところが多く、自助努力には限界がある。国は分割を希望する自治体や学童保育に補助金を多くつけるなどで、学童保育の質の向上を誘導すべきだ」と提案している。
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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。
個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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配信: ホリスティック育自学研究所
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