あらためて主語を「わたし」にして子育てを語る大切さ
~ ホリスティック育自学 ~
今回のテーマは『時事・子育て社会』です。
保育所風の子の園長、遠藤です。
ある研修会で歯科の先生と話をしてきました。
小児歯科の、ここ10年間の統計データによると、小学生低学年ごろの乳歯から永久歯に生え換わる時期に、その生え換わり本数の平均値が大きく減ってきているのだそうです。小学1・2年生になっても1本も永久歯へと生え換わらない子どもの数も増えています。(2,008年7月現在)
その原因についての、この歯科の先生の見解は、「6歳・7歳のあるべき心の成長が、3歳ぐらいで止まっているのではないか。子どもの精神年齢の低下が、歯やカラダの発育にあらわれてきている。」との話でした。
ただ、実際には歯の生え換わりが遅れている傾向には、食事の問題や成育環境など、さまざまな原因を考えることができ、「精神年齢の低下」はあくまで、その要因の中のひとつでしかないと考えられます。
しかし、歯科にかぎらず、いろいろなデータを見てみても、過去とくらべて、子どもたちの体力が低下しており、精神面もよわくなってきていることが、はっきりと、そのデータの中に出ていることは間違いがありません。
そして、子どもが大きくなる上で、本来は子育ての中で当たり前のように行われるべき、しつけの過程が抜け落ちてしまっていることも見受けられます。
犬は、人間と動物との関係の中で、人間につきしたがってきた一番古い動物だそうです。でも、そんな犬であっても、しつけ方を間違えると、主従の関係がひっくりかえり、えさをもらっているはずの人間に対して、犬は自分が主として人間に牙をむけるようになります。
犬のしつけと、子どものしつけを等しく考えているわけではありません。
しかしここ数年、子育てにおいて、「わたし(親・主語)が、子どもに○×凹させるべきところを、上手くさせてあげられなかった」と言うべきところを、「子どもが、○×凹をしてくれない(泣)」と、主語を『子ども』にして、子育てに白旗をあげている親御さんが、普通になってきました。
これを単に言葉を端折った結果にすぎないとだけ思いますか?
わたしには、親の主体性が全くなくなって、子どもにふりまわされている親の姿が思い浮かびます。そして、子どもたちを取り囲む社会には、様々な問題が実際に起こっています。
みなさんは、この先、子どもたちを、どのような社会に、どのような人間として送り出していくのか、ぜひ今一度、考えてみてくださいね。
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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。
個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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配信: ホリスティック育自学研究所
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