よい保育園の選び方10か条 (その一.)

ホリスティック育自学
 今回のテーマは『子育てと子どもの診かた』です。


 保育所風の子の園長、遠藤です。

12月に入ると八王子市に来年度の認可園入園申し込む時期ですね。
検討していらっしゃるお母さん方は、もうどこの園を申し込むか決めましたか?


保育園を選ぶ上で、厚生労働省から出てる『よい保育施設の選び方 十か条』なるものが参考にされることが多くなりましたが、

僕から言わせると、これはお役人的発想から書かれているものなので、あくまで「ご参考程度」に。(笑)・・・って怒られるかな?


よい保育園とは、預けられる子どもたちがこころ穏やかに、たのしく遊べる環境づくりができているところ、

そういった環境づくりに力を入れられる保育士が居て、保育理念をもっている保育園が、全てに良いところだと思われているふしがあります。

保育園とは全てにおいて子ども達のためにあるというわけです。


そしてお母さんを対象に支援することを、「子育て支援事業」とか、「保育サービス」などと、まるでオマケのようにして、保育園の保育とは切り離して言い分けているところが多いのではないでしょうか。

どこどの保育園がよくて、どこどこの保育園が悪くて・・・とか、うちが一番だとか、そんなことを言うつもりはありませんが、

ただあえて、保育園を選ぶ上での10か条というものを考えるのであれば、第一に、お子さんについての不安を解消することばかりを気にするのではなくて、

お母さん自身にとって、どのような保育園か!という視点を必ずもってほしいと僕は思っています。


保育園に預けるといったことが話題にされるとき、ましてや、お母さん自身の気持ちを基準におくと、

『親の都合で振り回される子どもの身になりなさい!』なんて声が少なからず聞かれます。未だに・・・です。


子どもの命や成長が天秤にかけられる保育園選びにおいて、ものを買うときのような便利さだけを求めることは、たしかに究極の間違いです。

でもしかし、まだ多くのご家庭において育児の最前線にいる母親の都合や気持ちなくして、どうして保育園選びができるのでしょうか。

預けられた子どもの気持ち、預けられた先での子どもを見守る環境についてだけ配慮され、預けるにいたった親の都合をぬきにすることは

子育てと、保育園の保育を全てにおいて切り離しすぎた考え方に他ならないのだと僕は思えてなりません。


親から離されて、かわいそうな子どもたちを少しでも幸せな気持ちにしてあげられれば、いい保育園だなんて預かる側の大きな思い上がりです。

子どもたちが成長する過程における責任は、常に家庭、親にあります。

でも、その「責任を負う」とは、全ての子育ての役割を家族や母親が単体で背負わなければならないものではありません。


保育園とは、長時間・短時間に関わらず子どもたちが親から離れ過ごしている時間があったとしても、最後に帰る家庭での子育て、

その子育ての切れ間と切れ間を、よりよくつないでいくリレーのバトン走者のような役割を持っています。

そういった意味で、保育園の保育そのものが、立派な子育て支援だと言うことができ、親の都合に合わせて、いろいろと形を変えるべきものが

保育サービスであらねばならないのだと僕は感じています。


だから、『よい保育園選びの10か条のその一』には、親の立場に立って保育をしてくれるところを、ぜひとも考えてください!

そして、選ぶ側であるお母さんたちは、頭の片隅に『子育ての責任』のもとに立って、保育園に甘えるのではなく、“頼る・手伝ってもらう”つもりで

よりよく保育園を、お子さんと自身の子育てのために活用してくださいね。


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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。

個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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配信: ホリスティック育自学研究所

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ホリスティック育自学の探究について

 子どもを「育む」とは、子どもを“まもり育てる”行為です。

子育てをする女性が、子どもを大切に想い心肝をくだく行為と同様に、自身のカラダやこころをも大切にし、気負うことなく自ら親としての責任を担い、自らが子どもを育てていく自覚をもてると、もっと幸せに、もっとたのしく子育てができるのではないでしょうか。

お母さんがいきいきと、楽しみながら赤ちゃんと向きあえる、そんな「お母さん自身の生活リズムと、赤ちゃんの心体リズムとの、バランスのとれた子育て」を目指していただきたいなぁということです。

 上手な子育ての方法、というと、心と心の対話を中心としたコミュニケーションが持てはやされています。保育を生業にしながら、

「子どもの心情を受け止める」とか、「子ども自らやる気にさせる言葉かけ」などなど、ある部分、なんとなくわかったつもりで、でも、なんとなく曖昧にしながら、やってきたところがありました。

 正直、今も子どものこころの内の細部までは、(想像つくこともありますが)やっぱり、子どものこころの中は、残念ながら分かりません。

泣かれるから抱いたり、あかちゃんの気持ちを察するゆとりなく抱くことが全てのお母さんも多いと思います。

 でも、よくよく考えたら、子育てってコミュニケーションだけではないんですよね。目の前の子どものあるがままを確認したら、もっと見えるものが出てきます。

そこのところも、もっと知ってもらえたらなぁと思っています。