がまんができ、話を聞ける子どもでいてほしいと想いませんか?
乳幼児にも必要とされる環境・教育があります。
~ ホリスティック育自学 ~
今回のテーマは『子育てと子どもの診かた』です。
保育所風の子の園長、遠藤です。
お母さんの愛情と、親子の絆とともに、多くの人の手をたずさえて子育てをしていく
ことが、とても大切だというお話です。
例えば、お子さんが生まれて、ある程度大きく成長し、活動が活発になってくると、
「早く立って歩いてほしい」・「ことばを話すようになってほしい」といった願望が出て
きますね。
たとえばその中の 「ことばを話す」ということは、
歩くことと同じように、全身の運動機能や神経感覚の統合と発達、そして何より脳
の成熟も欠かすことができません。
特にその脳の働きは、およそ成人の60%程度まで近づく必要があるといわれて
います。
そしてこの60%におよぶ脳の育ちを促すには、規則正しい生活や、身体の発達
に合った十分な運動が必要なのです。
それは手を使ってよく遊び、いろいろな体験をすることによって認知力や社会性が
向上し、ことばを話すことの基礎ができてくるのです。
ことばがでる以前の段階をいかに豊かに過ごさせるかは、子どもたちを取り
囲む周りの大人にとって“重大な課題”であるということを、まず親が、十分に
認識しなければならないと思います。
少し話がとびますが、みなさんも有名な 「オオカミ少女(オオカミに育てられた女の
子)」の話をご存知のことでしょう。
どうやら実話ではあるようですが、最近の研究では、オオカミに育てられたのでは
なく、女の子がもともと障がいをもって生まれてきていて、
昔のことですから、生まれつきの障がいに対して理解もなく、発見されるまでの間、
人としての生活を送ることがないまま生きてきた子どもだったのではなかったかとも
言われています。
物語の中では、この後、この少女を育てた人々の愛情によって、立派な女性とし
て育ち、人としての幸せを得られたとありますが、
実際には、生まれてから、しばらくの間子育てを放棄された子どもは、
人としての心の成長や、ことばの面においては取り返しがつかない場合もあること
が、赤ちゃんに対する多くのの研究によって実証されています。
これは赤ちゃんに対して、適切なことばがけをしたり、いろいろな経験をさせ
たりすることがとても大切だということを指し示していますね。
お子さんが3歳になるまでの、少しでも早い時期に、お子さんをいっしょに育てら
れる社会環境をつくっていくことによって、
お子さんが、よりすこやかに成長するばかりでなく、お母さん自身も、つかれること
なく愛情をそそぎ続けることができるのです。
「集団生態学」といった学問においても、ゼロ歳児からなる異年齢の子ども
たちが、まるで兄弟のように日常的に同じ空間を共有することは、
お互いを気遣う“思いやり”の心が、より深く育まれ、言語活動の発達も早まる
ことが実証されています。
保育園にお子さんを預けるという選択肢をもつことは、けっして働く親のエゴという
話だけで済ませるべき問題ではないということも念頭において、
早くから子育てのサポートを受けることも、ぜひ、考えてみてほしいと思います。
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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
当記事は、NPO法人保育所風の子 園長遠藤の個人的な著述です。
個人的な見解も含みますので、みなさん自身のご意見やご感想も
聞かせていただけると、とてもうれしく思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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配信: ホリスティック育自学研究所
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